山口啓山 理事長  年頭所感
 
 
 会員の皆様、明けましておめでとうございます。
 いよいよ辰年の幕開けです。
 
 天空高く自由に羽ばたいて、どこ迄も駆け巡り、大いに飛躍しましょう。
 そして、書活動では信山流の真髄を真向から受け止めて一作一作に自分の力の限りを尽くして前進しましょう。
 
 年頭の書展は謙慎展からスタートです。
 信山先生のように清冽な気魄を感じさせて独自の光を放つ書に仕上がるよう頑張りたいものです。
 
 さて、書象会についてはご存知の通り、庶務部・編集部・展覧会部・研修部の四つの部署から成り立っています。
 今年も各部署のスタッフが最大限の趣向と工夫を凝らし、皆様方の書技術・書知識の向上は勿論のこと、地方支部の発展・会員相互の親睦や交流・若い世代の育成等に精一杯の努力を重ね、”喜ばれる書象会”を目指して一丸となって取り組んで参ります。
 
 大いに期待していただくと共に、各催しの出席が書象会の原動力となることもご理解ください。
 
 そこで、書象会の年始めの大切な行事は「総会・新年会・授号式」となります。
 今年一年の景気付けにもなるので、大勢の会員の参加を賜り、最高潮に盛り上がって良いスタートを切りましょう。
 係の方では、コロナ禍で出来なかった過去三年間の表彰についても簡素化しながら行う予定です。
 
 念頭に当たり、会員の皆様のご健康と更なるご発展を期待します。